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ScanSnapのUSBコネクタを交換

  • 2015/09/16 15:21
  • カテゴリー:make:

 ある日曜日の夕方,意を決してPDF化することにした,裁断済みの電気電子系の古い本を目の前にして,私は途方に暮れていました。

 ScanSnapが認識されないのです。

 私はScanSnapはUSBによる有線接続を使っています。WiFiは速度も遅いですし,無線ですから電波の状況で通信の品質が変わってしまいます。滅多なことはないと思いますが,あとで「実はデータが化けていました」と発覚しても,手遅れです。

 USBでと繋ぐとはいえ,私のMacBookProはUSB2.0までですから,残念ですがUSB3.0に対応したScanSnapは,オーバースペックです。そのかわり,USB2.0なら細くて曲がりやすいケーブルが使えますので,これを使っています。

 おかしいなあと思いながら,なんどかUSBケーブルを抜き差ししますが,やっぱり認識しません。もしかして,ScanSnapのUSBコネクタが基板から剥がれてしまったり,異物を噛んだりしているのではないかと,コネクタを覗き込んでみて,私は目が点になりました。

 コネクタがこわれています。中心にあるプラスチックが折れてしまっていて,ここに差し込まれていた4つの電極がぴーんと飛び出しています。

 これでは,USBケーブルを差し込んでも動かないはずです。

 そういえば,とその日の朝に掃除機をかけた際,見慣れない青色のプラスチック片がカーペットに落ちていたのを思い出しました。ははーん,これか。

 いや,以前から。いつか壊れるだろうなと思っていたのです。USB2,0のコネクタならがっちり繋がるケーブルですが,USB3.0のコネクタに差し込んだUSB2.0のケーブルは,妙にグラグラと動きます。外側で固定すると言うより,コネクタの中心にあるプラスチックで支えるような感じがして,ここに何かぶつかったら壊れるだろうなと思っていました。

 思っていたなら丁寧に扱えばいいのですが,そうしないのが私の鈍くさいところで,結局掃除機が何度もぶつかって,折れたのだと思います。

 困りました。

 今日のうちに,新たに4冊ほどスキャンしたいと思っていたのです。あいた時間でささっとスキャンできる効率の良さが,スキャン速度が高速化されたIX500の良いところなのに,壊れてしまえば話になりません。

 そこで,普段は使わないWiFiを使う事にしました。一時しのぎです。

 夕方には3冊ほど,WiFi接続で何の問題もなくスキャンできた(通信速度の遅さ故に,スキャンが終わっていてもデータ転送中になっていましたが,それは仕方がありません)のですが,夜に続きをやろうとすると,突如転送が先に進まなくなったりします。

 こうなると,ScanSnapManagerはうんともスンともいわなくなるし,これまでスキャンしたデータはぶっ飛ぶしで,作業が全然先にする見ません。

 転送が止まっているときに,ScanSnapをちょっと動かすと点灯が再開されたりするので,おそらく電波の状況が悪くて,転送速度がほとんど出ないのでしょう。やっぱりWiFiはダメだなあと思いました。

 ただ,転送されたデータを念のため全ページ確認しましたが,問題は見つかりませんでした。正しく転送できないなら,転送を止めてしまうと言う考え方なんだと思いますが,もしこれがなかったら,本当に1枚1枚目を皿のようにして確認しないといけなかったところですから,助かったです。

 さて,とりあえず急ぎのスキャンは済んだのですが,今後どうするかを考えないといけません。これはやはり,修理しないといけないだろうと思うのですが,メーカーに修理に出すというのもなんだか面白くありません。

 壊れたコネクタの交換だけの話ですから,自分で交換しちゃいましょう。

 ただ,気がかりなのは,USB3.0のBコネクタなど,ばら売りされているのをほとんど見たことがないので,手に入るのかどうかです。

 そもそも,MicroUSBや,typeCコネクタが話題になっている昨今,Aコネクタならまだしも,Bコネクタなど完成品に搭載されているケースも少ないのに,コネクタだけ売っているところがあるのかどうか,不安でした。

 その不安は的中し,私が知るパーツ屋さんで,売っていたのは千石電商だけでした。しかも467円。高い!送料もいれれば1000円近いです。うーん。

 しかし,秋月も共立もマルツも若松も売っていません。千石のサイトを見ても写真が出ていないので,どんなものか不安がありつつ,仕方がないので注文しました。

 もう1つの手としては,もうUSB2.0専用と割り切って,入手の容易なUSB2,0のBコネクタを付けてしまうことです。

 さっとScanSnapを分解し,基板を取り出し,壊れたコネクタを基板から取り外してみます。

 そしてなぜか手元に転がっている新品のBコネクタを基板に差し込んで見ると,問題なく取り付け可能です。このままハンダ付けしてしまいたい衝動にかられます。

 しかし,いずれMacBookも買い直すだろうし,そうなるとUSB3.0に対応することになるでしょう。USB2.0では,スキャン速度よりも転送速度の方が遅い場合があるにはあって,紙は全部排出されているのに,データは転送中ということがしばしば起こっていますから,USB3.0になるならそれが望ましいわけです。

 そうこうしている間に千石からコネクタが届きました。あれこれ考えましたが,とりあえずそのまま使えそうなものだったので,基板にハンダ付けし,元のように組み立て直して,完成です。

 今回は光学ブロックを触っていませんので,面倒な調整もなく,ただ元に戻すだけです。

 この状態で,とりあえずUSB3.0での動作テストをしますが,問題なし。修理に出すともっとかかると思いますが,それでも送料込みで1000円近くかかってしまって,まあなんと馬鹿な話かと思います。

 USB3,0のカードも安定動作をしてきたし,せっかくだからScanSnapもUSB3.0で常用することにしましょうか。

 ところで余談ですが,本当にUSB3.0のBコネクタが千石からしか買えないのかと,google先生に聞いてみました。すると,10個で1296円というお店が見つかりました。1つ130円ですから,まあそんなもんかな,という値段です。ここに送料もかかりますから,2000円ほどかかってしまうと思いますが,単価は確かに安いです。

 千石のものは,ちゃんとコネクタが青色なのですが,この安いものは黒色のようです。ここにこだわらないなら,お買い得だったかも知れません。


 

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