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電子温度計,その後

  • 2017/06/08 13:44
  • カテゴリー:make:

 秋月八潮店の温度計,その後です。

 訳ありとのことで,1つ100円で売られていた温度計を3つ買ってきたのはいいんですが,結局まともに動いているのは1つだけで,2つはおかしな温度を表示しているということで,がっかりしました,というところまで書きました。

 この温度計,DTM0503という名称なのですが,通販でも普通に購入出来る在庫品でした。1つ600円という値段なのですが,問題は性能が今ひとつな事。更新周期が3秒に1回というのはまだ許せるとして,分解能が0.2℃というのは,ちょっと寂しいです。

 600円で動作保証を行ったものでも,電池端子が腐食していますと注釈があります。ということは,100円で売られているこの特価品は・・・基本的に動作しないものだと考えて差し障りがないようです。

 むー,訳ありとはこういうことか。

 とりあえず,まともに動いているものを大事にし,いじったら壊れたものを修理することから始めます。C2というコンデンサを外してその容量を測定し,再度付け直してから調子が悪くなったので,クラックがあった場合の修復をねらって,このコンデンサをハンダゴテでいじってみます。

 すると,ポロッと壊れてしまいました。

 そこで,2200pFの新しいコンデンサに交換すると,問題なく動作しました。このコンデンサが壊れていたようです。

 これで動くようになったとはいえ,もう1つの動作品とはちょうど1℃くらいの温度差があります。気持ち悪いですね。そこで,修理した方の,温度センサ(サーミスタ)に入っている分圧抵抗の値を半固定抵抗で調整出来るようにして,-1.0℃くらい調整出来るようにしました。

 2つのセンサ部を接触させて同じ温度を表示するように調整します。分解能が0.2℃程度ですし,あんまり追い込んでも仕方がありませんから,ほどほどにしておきます。

 さて,壊れているのは残り1つとなりました。これも少し頑張ってみたのですが,どうにも直すことが出来ません。壊れ方は修理が出来たものが壊れていたときと同じ様子なのですが,コンデンサを交換しても直りませんし,センサの故障も疑いましたがそれもハズレ。結局原因がわからず,修理は断念しました。

 ということで,結局2つの温度計が使える状態になったのですが,この温度計はセンサ部が本体から離れているので,屋外の温度を測定するとか,そういうことが出来る事がポイントです。
 
 これから夏になり,気温も上がってきます。室内と室外の温度を同時に計測するというのは,なかなか面白いことだと思うので,まずはそれからやってみたいと思います。

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