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2017年の散財を振り返る

  • 2018/01/12 13:23
  • カテゴリー:散財

 2017年も,ひどく散財をしました。価値ある散財あれば,もう忘れてしまいたい散財もあり,もういい加減にしないとなあと反省することしきりです。

 というわけで,毎年恒例ですが,2017年の散財を振り返ります。


・D850

 まず,なんといってもこれです。発表と同時に予約,発売と同時に購入しました。まだ蒸し暑い時期だったことを思い出しますが,同時に下取りに出すレンズや機材の整理をした記憶も甦ります。

 購入はスムーズでしたが,なにせ40万円もするものですから,資金作りが大変です。お金になると思ったものが難癖を付けられたり,壊れていると指摘されたものが本当に壊れていたりと,まあ散々だったわけですが,マップカメラさんがいい値段を本当に付けてくれたことと,FA77mmF1.8を売ったことが,特に思い出されます。

 専用のバッテリグリップであるMB-D18も純正品を購入しその値段の高さに舌を巻きましたし,9コマ/秒にするための電池も買って,大変な出費でした。

 充電器だけはとD2H用のものを改造して使っていましたが,先日中国製の互換品をようやく入手,満充電にならないのでどうしたものかと思っています。

 D800の時には意図通りの絵が出てくるまでに時間がかかりましたが,D850は本当に使いやすいカメラです。いつでも思い通りの絵が出てきます。

 1つ1つのスペックでは1位になれないカメラですが,ほとんどのスペックが2位か3位という強烈なカメラです。あらゆるシーンにきちんと対応出来る,まさに一眼レフの集大成たるカメラと言えると思います。

 まだ品薄が続いていると聞きますが,初期不良などのトラブルの話も全く出てこず,ファームウェアのバージョンアップさえも行われていない完成度の高さには,とても安心感があります。

 40万円は非常に高価なカメラです。しかし,40万円でこれが手に入ることは,少なくとも今は奇跡だと言えるでしょう。欲しい人は迷わず買うべき,そういうカメラです。


・広角ズームとマイクロニッコール

 広角ズームとして,トキナーのAT-X 16-28 F2.8 PROを買いました。F2.8の広角ズームの純正はさすがに買えず,キャッシュバックとユーザーの評価に心を動かされてこれを買いました。

 最初は不良で交換,その後メーカーでピントの調整をしてもらって,今は万全です。

 どうにかするさ,と思っていた逆光の弱さは想像を超えるものがあり,どうにもならない状況が多すぎて少々手を焼きますが,色も画質もさすがにF2.8のズームで,私は満足しています。

 惜しいのは,購入後急激に値段が下がったことでしょうか。私がヨドバシで購入したのが約79000円,しかし1ヶ月後には78000円まで下がりましたし,他の店では66000円を出すところも出てきました。あのフジヤカメラでさえも初売りでそのくらいの値段を出していました。キャッシュバックを考えると56000円ですからね,激安です。

 マイクロニッコールAF-S Micro Nikkor60mm/F2.8Gも2017年に購入したレンズでした。安いのに切れ味抜群で,D800の最廉価おすすめレンズです。これで一応私のレンズラインナップは完成ということでしたが,あまり出番はありません。

 なんというか,色がちょっと違うなあと思う事が多いです。それでついつい手が伸びないのです。

 しかし,D850のオプションでES-2というフォルダーがこのレンズに対応するので,フィルムのスキャンに役立ってくれそうです。CoolScanVを大事に使ってきましたが,D850で撮影した方がおそらく高画質でしょう。

 とまあ期待していたら,ES-2が発売延期。理由は漏れ伝わってくるところでは,新しく出る予定のマイクロニッコールへの対応のためということらしく,どうもAF-S Micro Nikkor60mm/F2.8Gの後継という話です・・・手ぶれ補正,電磁絞り・・・


・Kindle Oasis

 毎日使う電子書籍端末を買い換えました。Kindle Voyageもいいモデルでしたが,Kindle Oasisの快適さに慣れてしまうと,もう戻れません。

 画面の大きさと防水,そして価格で注目されたKindle Oasisですが,機敏な動作も機能もフラッグシップモデルに相応しく,細かいところまで配慮がなされているところに,心地よさがあります。

 このサイズになると,すでに文庫は実物よりも大きく表示されますし,新書でもほぼ実物通り,文芸書でも印刷エリアを切り出してしまえばほぼ原寸で読む事ができます。

 画面サイズを他の機種と比較しても「大きくなってる」くらいの違いしか見えてきませんが,実物と同じ大きさで読めるのかどうか,という点で改めて画面サイズを考えて見ると,Kindle oasisに不連続な変化があり,それが大きなメリットになっていることに気が付きます。

 ただ,持ちにくいのは確かで,未だにどうもしっくり来ません。画面が大きいのはよいとしても,縦がもう少し長い画面だと持つのも楽だったように思います。


・Nintendo Switch

 スプラトゥーンをやりたいと思った時にはWiiUは買えなくなっており,Switchが出てから買うかと思っていたら今度はSwitchがなかなか買えないという,まさにスプラトゥーン難民だったのですが,昨年秋には少し状況が改善し,amazonで買うことが出来ました。

 聞けばSwitchが売れに売れ,任天堂はうれしい悲鳴を上げているそうですが,本当に欲しいと思っている人の「買えない」という話が,別に欲しくない人をも煽るような状況になっていることを否定できないと思います。

 改めて考えて見ると,私もそうでした。スプラトゥーン2は面白いゲームですし,やり始めるとなかなかやめられませんが,対戦を基本としている以上,一人で遊ぶことはあまり念頭に置かれていません。

 かといってネットワーク対戦を今からやり始めても上級者が集うコミュニティで浮いてしまうのは目に見えていて,始めるにはそれなりの覚悟が必要になるでしょう。時間もお金も気持ちも,です。

 今の私にそこまでのリソースを投入出来るゆとりはなく,結局スプラトゥーン2はほとんど遊ばずに終わっています。

 他のゲームもそうですが,やり始めれば面白いものの,何をさておいてもゲームと言うほどの優先度ではなく,娘もゲームをするのが嫌いらしいですから,我が家ではゲーム機に電源が入ることは非常に希になってしまいました。

 実は,ニンテンドークラシックミニのスーパーファミコンも手に入れているのですが,届いた数日の間に少し遊んで以来,箱にしまってあります。リビングのテレビを占有するほど,家族でワイワイ遊べるわけではありませんし,私一人で遊ぶいった贅沢な時間もやっぱりありません。

 この傾向はスマートホンや携帯ゲーム機でも同じで,およそ我が家ではゲームマシンの地位が低いです。個人的にはいいことだなあと思う年寄りになってしまったのですが,ゲームは一人でも出来るが,家族と過ごすには家族がいないといけないわけで,家族で過ごせる時間が得られるときには,わざわざゲームをすることはないなと,思った買い物でした。


 TS-231P

 TS-231P2という新機種が出るために,旧機種であるTS-231Pが安売りされているのを見つけ,買い換えたQNAPのNASです。NAS本体よりも内蔵するHDDの方が高く付くのが現実ですが,おかげさまでうちは6TBのWD REDを2つ入れて,RAID1を組んで運用しています。

 これまで使っていたTS-119P2はシングルベイでしたがいいNASで,OSのアップデートが終了する宣言されていたことと,やっぱりシングルベイではHDDの交換がとても大変という問題ゆえ,いい機会だからと買い換えた経緯は,以前書いた通りです。

 あれからしばらく使っていますが,トラブルは全くなし。あらゆる速度が向上して,実に快適です。ファイルのコピーも100MByte/sec出るので,あっという間にNASへの読み書きが終了します。これだけ速いと,NASがとても身近な存在になってくれます。

 で,古いTS-119P2ですが,捨てるに惜しいので友人に声をかけたところ,もらってくれることになったので,タダで差し上げました。友人はSEをやっている人なのですが,NASを単なるネットワークドライブと思っていたところ,実はなんでも出来てしまうことに驚いてしまったそうです。


・XC-HM86

 音がしっくりこないし,ネットワークプレイヤーとしても安定性に欠くDENONのDRA-N5を,せっかくだからとCDもかかるものに買い換えたいと思っていたところ,とても安く売っていたXC-HM86を見つけて購入,これがまあ大変良かったというお話をここにも書きました。

 音も良く,欲しい機能がすべて入っており,ネットワークプレイヤーとしても安定して動作することに気をよくしていましたが,CDのトレイが出てこないという故障のため修理に出したところ,傷だらけにされて戻ってきてしまいました。

 さすがにこれは気持ち悪いとクレームを入れたところ,新しいものに交換してもらうことが出来ました。相変わらず気に入って使っています。

 ただ,そもそも音楽を聴く機会が急激に減っており,あまり出番がないのもまた事実です。


・Q350

 音響機器に関して一番良かった買い物は,このKEFのQ350だと思います。それまで使っていたCM1も素晴らしいスピーカーでしたが,いかんせんモニターという事もあり,特に定位感が十分に得られるエリアが狭いことが気になっていました。

 音楽を聴くときの姿勢として「正座して集中し,見えないはずのプレイヤーを心の眼で見る」という心がけを徹底すればこれほどいいスピーカーもないのですが,さすがにそれでは疲れてしまいますし,ちょっと気をぬくと楽器もプレイヤーもどこかに行ってしまうので,もう少し寛容なスピーカーが欲しかったのです。

 そこで出会ったのがKEFでした。KEFは定位感の得られるエリアが広く,部屋のどこに座ってもそれなりの定位を得られることを目指しているんですが,このQ350はモニターと違った聴き疲れしない音作りが成されている優しいスピーカーでもあり,今の我々にはぴったりかなと思ったのでした。

 発売直後に入手,それ以後,もうこれ無しでは話が前に進まないというくらい,気に入っています。音楽を聴く事は減ったのですが,それでも時々に音を出すとその音質につい聴き入ってしまいます。

 年始にウィーンフィルのニューイヤーコンサートが放送されていましたが,これをこのスピーカーで聴いていました。放送終了がこれほど残念に感じるものとは想像していませんでした。


・ヘルシオホットクック

 一部で絶賛された調理家電です。すでにモデルチェンジがあり随分改良されていますし,大型化したモデルも併売されているので随分古いモデルになっていますが,それでもなかなかの出番があります。

 まず,小松菜やほうれん草のお浸しです。洗って突っ込んでスイッチを入れれば10分後に出来上がっているのですから,全く手間がかかりません。これで一品用意出来るというのはとてもありがたく,その上茹でムラや茹ですぎがなく,安定した味になるので大助かりです。

 とはいえ,昨今の野菜の値上がりもあって,毎日使えないのが残念ですが。

 ホワイトソースのシチューも定番化しています。シチューの素などを買う必要もなく,鶏もも肉と根菜類があれば,手持ちの材料でさっさとシチューが完成します。しかも美味しいとくれば,もうローテションの一角を担うメニューです。

 八宝菜も楽です。ちょっと塩辛いですが,味を調整すれば立派な主菜の完成です。

 意外なところではケーキがあります。林檎のケーキは簡単ですがとても美味しく,少なくともスーパーに売っているような市販品を買う必要はなくなりました。

 それとこのクリスマスに試みたのですが,スポンジケーキを作ったのです。これをつかってデコレーションをし,クリスマスケーキを自作したわけです。

 残念ながらスポンジが硬く,今ひとつ美味しく出来なかったのですが,これはヘルシオのせいではなく,材料の混ぜ具合で調整する部分なので,完全に私の経験不足です。ただ,レシピに書かれていた生クリームの作り方がなかなかよろしくて,家族みんなで美味しく頂きました。

 一方で評価の高い無水カレーはほとんど作っていません。美味しいのですがトマトがたくさんいるので,どうしてもコストがかかりすぎてしまうのです。

 例えばカレーやシチューは圧力鍋でも出来ます。しかしヘルシオで作ればまた違った味になり,もはや違う料理であるといっていいくらいの差があります。同じ材料でこれだけ差になるなら,気分で変えてみてもいいわけで,こういうのを幅の広がりというのかなあと思っています。

 思うに,調理家電は決められたレシピを自動的に作る事に長けているものの,汎用性が低いことが問題であり,しかしその「決められたレシピ」が十分に美味しく,また定番化できるような普通のメニューであるなら,それ専用機として導入することも不可能ではないと言えるでしょう。

 価格や場所の問題もありますが,それでもこのヘルシオは買って良かったと思います。


・モノクロレーザープリンタ

 モノクロレーザープリンタを導入し,うちの印刷環境は耐水性と文字くっきりのモノクロレーザーと,互換インクで安価なカラー印刷を行えるインクジェット,A3ノビまで出力出来る写真用プリンタと,3つのプリンタを揃えることでほぼすべてかなりの範囲をカバー出来るようになりました。(強いて言うなら複写伝票の印刷は出来ませんがそんなもんはいりません)

 モノクロレーザーはさすがに文字の印刷品質が素晴らしく,両面印刷も自動ですし,印刷速度も速いのでもっと活躍するかと思ったのですが,そもそも印刷してドキュメントを見ることも減ってきているので,あまり出番がありません。

 今年は年賀状の宛名の印刷に使いましたが,インクジェット紙を使うと熱で激しくカールしてしまうのですね。これは盲点でした。

 ところでこのモデルはWiFiが付いています。電源さえ確保出来れば設置場所を問わないですし,コンピュータと直結する必要もないので,ぱっとノートPCを持っていってその場で印刷とか,そうした手軽さがあります。

 隣に設置しているのが古いインクジェットで,これがUSB専用なのですが,いちいち繋がないといけないのは案外面倒です。写真用のPRO100は有線LANで繋がったままですし,電源を入れればどこからでも印刷出来る便利さを再認識しました。


 というわけで,2017年も散々お金を使いました。子供がまだ小さく,自動車も持っていないとはいえ,これはさずがにまずいです。まず,買ったのに使っていないとか,失敗したとか,そういう歩留まりの低さをなんとかしないとまずいです。

 一方でD850やヘルシオのように,買って良かったと思うもの多くあり,絶対的な金額の大小だけで物事を決めてしまうのもまずいなと思ったりしました。

 さみしい話ですが,収入が増えることはこの先考えられず,出費が指数関数的に増えていくだろうと思う今後は,こうした買い物の仕方を見直す必要があるでしょう。同時に,これまでの間散財を許されてきた自分の状況に感謝したいと,つくづく思った年始でした。

 

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